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Spectrasonics 社から Keyscape 発売開始

Omnisphere、Trilian、Stylus、今やスタンダードとなったソフトシンセを発表してきたSpectrasonics 社から満を持してでしょうか、ピアノ、キーボード音源の Keyscape が 9/21リリースされました。何とも凄そうなこの音源、紹介動画とともに少し見てみましょう。

「10年間、世界の果てまで追いかけ、探したスペシャルな楽器。それらを最高の技術者とクラフトマンとで完璧な再現を追い求めた。どんなに多くの時間を費やしても、細部にまで徹底的にこだわり抜き、これらの本物のサウンドを全く新しいレベルへと引き上げた。」

10年間…。イントロから、何ともすごいです。もはや、商売度外視の使命感すら伝わってきます。何か職人魂の発露のような。

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「何年もの作業の後、世界的なプレイヤー達に試奏してもらい、彼らの反応を見る事は本当にスリリングな体験でした。」

ここまで、あおって大丈夫なんでしょうかと少し心配になってきます。これで音がしょぼーんとかだったらどうしよう等と考えていると、演奏が始まります。

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うわー、いい音ですね。疑ってすみません。勿論演奏あってでしょうが、この動画で聴くかぎりこれ本当にパソコンから出ている音なんでしょうか。

「それぞれの楽器は現存する最上級のクラスのものを使用しています。例えば、ピアノを見てみましょう。このカスタマイズされた C7 には冷戦前のドイツピアノ黄金期に使用されていた特別なハンマーフェルトが使用されています。そのダイナミクス、サステインがとてつもなく素晴らしいからです。」

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「keyscape はかつてない程のエレクトリックピアノのバリエーションを収録しています。極めてレアな 1946年 のローズプリピアノから、代名詞的モデルの 1973 年の マークワンスーツケースステージモデル。中でも私たちが最も興奮しているのは、LAカスタムモデルのエレクトリックローズピアノです。」

keyscape6「美しい…」

「また、それぞれのサウンドはカスタムコントロールを使用する事により、オリジナルから遠く離れた全く別の新しい音を作り出す事もできます。」「ヴィンテージキーボードは全てが完璧というわけではありませんが、それもまた大きな魅力の一つとなりサウンドを特色づけています。例えば、クラビネットはまれにあらゆる種類のファンキーな要素のノイズを含んでいます。そして、それは独特のヴァイブを形成しています。私たちは、それをきれいに取り除くのではなく、むしろしっかり収録する事によりオリジナルに極めて近いリアルなサウンドを作り出しました。」

keyscape7「僕の持っているのはネットオークションに出そうかな…」

この動画、 keyscape はもちろんですが、同時に一流プレイヤーの素晴らしい演奏も楽しめます。鍵盤弾き、ファンにとっては彼らの演奏を聴くだけでも一聴の価値ありではないでしょうか。最後に、2つ以上の鍵盤楽器を組み合わせて全く新しい音を作り出す、ハイブリッドサウンド。さらに同社のフラッグシップモデルである omnisphere と組み合わせる事によってさらに拡張できますとの説明が。いや、もうお腹いっぱい、大満足と思っていると最後にあのレジェントが…。(動画でお確かめください。)

keyscape8「いやはや…、君たちはすごい」

またも、デフォルトスタンダードになりそうな予感がする Keyscape 日本でも発売開始されています。
詳しくは こちらで。


沢山の鍵盤弾きが登場するこの動画、中でも中心としてフィーチャーされているのが Cory Henry (Snarky Puppy)。
はずかしながら実は余り詳しくなかったのですが、すごいキーボーディストですね。

 マービンゲイのシンセカバーや

まるで、バックビートにドラムが聴こえてくるかのようなタイム感のオルガンソロ。観客のリアクションもいいです。

 
コルトレーンのジャイアントステップスも。


ピアノでスタンダードまで。どれもすごい演奏です。

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