Synchronous conversation 2017.
2017年 同期対談
面接で語った志望動機
森
志望動機かぁ、僕はダイレクトに伝えましたね。
僕は野球中継のカメラマンをやりたいという志望動機がその時にはあったので、もうとにかく「野球中継のカメラマンをやりたい」って伝えましたよ。必死に。
佐野
私は中学から放送部で、放送とか映像を作ることが好きでそれしかやってこなかったので、その熱意を伝えましたね。
さらにインターンシップを通して、絶対この会社がいいと思ったこととか。
当時私はVSQしか受けてなかったのでとにかく必死でしたね。
「私には御社しかありません!」って。
今考えると逆圧迫面接ですよね(笑)
森
逆圧迫って(笑)
というかVSQ以外受けてなかったの!?
それで落ちたらどうするつもりだった?
佐野
VSQがダメだったらバイトでもいいからなんとかして潜り込もう!と思ってましたから
森
潜り込むって(笑)
本当に入社できて良かったよね。
でもそれ位「入社して○○をやりたい」っていう目的がある事が大事だと思いますし、僕らもそれが自然と志望動機になりましたね。
入社後の流れ
森
オリエンテーションでは、VSQにあるそれぞれの部署について部長や先輩社員から説明を受けました。
その後の新入社員研修がありました。
異業種の新卒の人達ともそこで仲良くなれたし、色んな話が聞けて楽しかったですね。
佐野
研修といっても映像の事ではなくて、お茶出しや電話応対とかマナーについての講習でした。その中で座学があったり、グループワークがあったりで。
おかげで同期内も打ち解けましたしね。
森
その後、3か月かけて各部署を回る研修があって、僕はCM部、メディア事業部、技術部で研修を受けました。
佐野
この研修は本当にありがたかったですね。
各部署の役割を学ぶのも大切ですけど、この期間だけでほぼ全社員に顔と名前を覚えてもらえますからね。
実際に今仕事をしていて他部署の方に聞きたいことがある時も気兼ねなく聞けて、快く協力してくれます。
森
そうですね、本配属になった今でも他部署の方には声かけてもらえますし。
その3か月が過ぎると各部署に配属が決定するので、入社後の流れとしてはこんな所ですかね。
入社して良かったこと
森
色々な仕事があって毎日違う仕事ができる楽しみがあることですね。
スポーツ中継でもサッカーや野球、バレーなど色々なスポーツがあったり、番組のロケもいろんな番組・コーナーがあって、内容も毎回違うので、いろんな体験ができます。
佐野
放送で結果も見れるからやりがいもありますし。
森
それもデカいですよ。
自分が撮影した映像がテレビで放送された時は本当にうれしかったですし、これは他の業界にはないやりがいだと思います。
佐野
私も森くんと似た感じですけど、自分がやりたかった仕事が楽しくできているということが一番ですかね。
もちろん楽しいばかりじゃないですが、私の部署はベテランの先輩方ばかりなのでじっくり教えてもらえますし、かわいがっていただいています。
あとはエンドロールに名前が載るという事。
森
自分がやった仕事だって言えますもんね。
佐野
普通の仕事では自分の成果を親などに見せることは難しいですけど、テレビって自分の成果がそのまま流れるわけですから。
ADとして名前が載るだけでも、親はすごく喜んでくれます。
早く一人前になってディレクターとして名前が載るようになりたいですね。
学生の内にやっておいた方がいいこと
森
僕は、やっておいた方がいいというか…もっと自分の好きなものや行きたい場所に行って、写真や動画を撮影したり、撮影した映像を編集したりすればよかったなと思います。
今はカメラマンを目指してますけど、映像が出来上がる工程に少し触れておけばと思う時がありますね。
佐野
スマホにもカメラとかありますしね。
もちろんプロのお仕事がそれでできる訳ではないですけど、最近では映像制作をはじめる敷居はそんなに高くないかもですね。
森
あと、これは学生の間ならではだけど、僕は理系の学部で、卒業前は卒論が忙しくて授業の単位も残っていたので、余裕を持って卒業してほしいですね(笑)
佐野
私も似た感じだけど、とにかくやりたいことを全力でやることですね。
なんでもいいと思うんですけど、学生ほど時間を贅沢に使えるときはないですから。
やっぱりキーワードは「時間」だと思います。
この仕事に限らず友達もみんな言ってるので、時間を贅沢に使ってやりたいことにつぎ込んだらいいと思います。
面接で語った志望動機
森
入社前から覚悟はしていましたけど、覚えることが多いことかな。
技術部は撮影機材はたくさんあるし、他にもあげるとキリがない位…。
佐野
機材は新しいものがどんどん出てきますもんね。
森
その中で自分がまだほんの一部のことしか理解できていないことに、カメラマンになれるのか不安になることはよくありますよ。佐野さんはどう?
佐野
私は休みがはっきりしない時があるってこと位ですかね。
私の部署はシフト制とかじゃなくて自分で休みを決めるんです。
ADの時はついているディレクターさんの様子を見ながら…って感じだから、先の予定はあまりたてられませんね。
旅行が好きだから、飛行機がギリギリでしか取れないんだけど、それだと高いし…。って所で困ってます(笑)
森
じゃあイメージと違う事とかは?
佐野
イメージと違う事は特にないですよ。
インターンにも来てたので入社前から会社の雰囲気は分かってましたし、この業界がどういう仕事なのかも覚悟していたので大きなギャップはないですね。
印象に残っている仕事は?
佐野
私は旅番組ですかね~。
その列車が一本通るシーンでも、旅の流れの中での時間軸を統一させないといけないので、旅で乗ったものと同じラッピングの車両・通る時間とか考えながら撮影を進めていきました。
森
天気とかにも左右されるんですよね。
佐野
そうなんですよ。
想像していたより時間・手間・お金がたくさんかかってて、こうした仕事に就くまで何気なく見てた旅番組がいかに大変なことか。
テレビってすごいなぁと改めて思った瞬間でしたよ。森君は?
森
僕は研修の時についた高校野球の中継ですね。
その時はCGの補佐を担当しましたけど、野球中継のカメラマンをやりたくてVSQに入社したのでわくわくしていました。
佐野
森君は野球好きですもんね。
森
はい、好きな事だからこそ一番印象に残ってます。
その時は複数台あるカメラがどういった画を撮ってて、どのように中継を見せていくのかを直に見ながら教えてもらいました。
1年後にはカメラマンとして野球中継の仕事ができるように技術を身に付けたいと強く思いましたよ。
※インタビュー内容・役職・担当等は取材当時のものです。